肺がん4期の告知を受けて、抗がん剤、樹状細胞ワクチン、放射線、ガンマナイフなどの治療で2年経過。

2013年10月

2013年10月

10月3日 
 タルセバ(412)、血液検査、白血球1300、少しよわめの抗がん剤にもかかわらず白血球が減っているので白血球を増やすグランシリングの注射を2日間することになる。LDHは304。

10月8日 
 朝6時、7種類の薬を飲むことから一日が始まる。体調はいいが大きく息を吸ったときの胸の痛みは同じ、右足にむくみがある。出血は気にならなくなる、背中の痛みも薬が切れると出てくる。昼のカツ丼は半分位しか食べれない。

10月10日 
 畑に3畳くらいの小屋を建てて中に2畳の畳を敷く。ちょっと休むところが出来て良かった。

10月12日 
 朝から孫が来て畑へたくさんなっているざくろを取りに行く、赤く可愛い実を高級フルーツだと言って喜んで食べる、小さな小屋も気に入ってなかなか帰ると言わない。

 10月13日 
 タルセバ(417)、体調もいいので中庭の草引きをした後掃除機をかけて家の中のかたずけをする、2時ころからしんどくなって寝る。夜9時トイレへ行った時気分が悪くなり畳の上に横になり落ち着くのを待って10時に寝る、3時にまた気分が悪くなりなかなか寝むれない。右足が赤く腫れあがり痛い、足の付け根両側と下腹も赤く腫れてむくみが出て痛い、立ったり座ったりが痛くてできない、胸も痛く気分も悪いが病院が休みなので様子を見ることにする。

10月14日
  タルセバ(418)、朝、足が痛くてビッコをひきながら病院へ行く、右足が赤く腫れ、お腹も赤くパンパンにはってかゆみと痛みがある、明日CTを撮って見ることになるが、抗生剤の点滴を5日間することになる。

 10月15日
  足の痛みは取れず、血液、尿、レントゲン、腹部の造影剤を入れたCTを撮る。白血球が26000、炎症反応が28.7と高いがLDHは281と少し下がっている。今回は腹部に何らかの菌が入って炎症を起こしていると言う、右足はリンパの流れが悪いせいだと言うが明日の抗がん剤治療は1週間伸びる。

10月18日
  今日は秋祭りで病院は休みなので1階の救急の所で点滴をする。長男が高知へ行ったので娘と孫が泊まりに来てくれる。右足はどんどん赤く腫れていく。

10月19日
 タルセバ(420)、外来、血液検査、白血球14600、炎症反応は9 .1と少し下がっていて、お腹のまわりも少し落ち着いてくるが、足の腫れは足首の所まで赤くパンパンに腫れて象の足のようになる。抗生剤の点滴をする。

10月21日
  タルセバ(421)、右足の腫れは太ももからだんだん下がって足の台まで腫れて、立ち上がる時はジンジンしてなかなか歩けない。パンパンになった足の甲から液がにじみ出てくる。

10月22日
  外来、血管外科で専門の先生に足を見てもらう。エコ心電図を撮るが静脈に異状はなくて、足の付け根のリンパ腺が完全にブロックされた状態でリンパ浮腫になっているというその原因となっているガンの治療が大事だがあまりにも腫れているのでたちまちは大衆療法の圧迫包帯をきつく巻いて締め付ける方法しかないという。自分では出来ないので長男に巻き方を見てもらって、毎晩巻き替えてもらう。1ヶ月位はかかりそうだ。グルグル圧迫包帯を巻いた足はピンとして歩きぬくく車いすで車まで行く。夜は足を30㎝位高くして寝る。

10月23日
  タルセバ(422)、ジリジリと足が痛く早くから目が覚める、トイレへ行こうと立ち上がろうとするが痛くて立てない物にかきついて立ち上がりそろそろ歩くがよろけてこける。痛みをこらえて歩き始めると何とか動ける。

10月24日
  外来朝、外科で足の包帯の交換をしてもらう。その後、血液検査、白血球、7000、LDHは171の基準値まで下がっているのでほっとする。診察の後化学療法室へ移って4回目の抗がん剤治療の点滴を午後2時半までする。

10月25日
  タルセバ(423)、名古屋の兄から台風は大丈夫だった?とTELがかかる。兄嫁も検診で乳がんが見つかり3日間入院して部分切除して放射線を当てるかどうか今日は診察に行っているという。

10月27日
  タルセバ(424)、右足の圧迫包帯のために動きにくい、昼過ぎ友達がいろんな野菜をたくさん持って来てくれる。大きな粒の湯がいて食べるピーナッツは珍しくて美味しかった。

10月28日
  友達に持って来てもらった可愛い布のきれはしを使って、家の近くで採ったすす玉でお手玉を作る。今までと違って細かい指先の動きが悪く同じ動作を続けると背中が痛く、体の調子は少し変わってきたと実感する。

10月30日
  外来、予約をしていた頭のMRIを6ヶ月ぶりに撮りに行く、結果、脳に新しい腫瘍は出来ていないということで安心する。白血球を増やす注射も白血球が2500あるので今回はなく、炎症反応も下がっている。

10月31日
  外科外来で診察と圧迫包帯の交換、少し腫れはひいてきたがまだ1ヶ月位は圧迫包帯が必要でその後は弾性ストッキングになるがこれはあくまで細くなった足を維持するためのものでストッキングだけで細くすることは出来ないらしい。

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