肺がん4期の告知を受けて、抗がん剤、樹状細胞ワクチン、放射線、ガンマナイフなどの治療で2年経過。

2011年9月

2011年9月

9月1日
  体調は、息苦しさと咳と痰が出る。体全体が、だらしくて一日5回、トイレへ歩いて行くのがやっとだ。

9月5日
  7時に長男の車で福山の病院へ行く。8月26日にする予定だった2回目の樹状細胞ワクチン注射が、体調不良で今日になる。注射は両脇に4本ずつしてすぐ終わる。
 元気がでるようにと、ぱりっと焼けた美味しいうなぎを食べて、しまなみ海道の景色を見ながら病院に帰り,早めに寝る。

9月6日
  レントゲン、尿、血液検査をする。白血球、7400、昨日の疲れか、熱が38.2度もありウトウトとよく寝る。

9月7日
  5回目の抗がん剤、パクリタキセルとカルボプラチンを4時間40分かけてする。

9月10日
 頭の髪の毛が、1cmくらい伸びて黒くなってくる。 外泊で帰る。

9月14日
 体調は一日一日良くなっているが、胸のいた苦しさは取れない。   頭のMRIを造影剤をいれて撮る。6ヶ月前に8mmくらいあった脳の、ガンは7mmくらいに、少し小さくなっている。

9月16日
 レントゲン、エコー、心電図をとる。水はあまり溜まってないが、心臓の呼吸がちょっと速いので、明日から朝一錠飲む薬を出してくれる。主治医の先生に、20日に福山へ持っていく血液のデーターをもらう。

9月18日
 咳と痰がでる、食欲もなく、少し歩くと息苦しくて、歩行器を使う。 外泊で家に帰り、座ったままで、30分位中庭の草をひく。

9月20日
 病院から長男の車で福山の病院へ3回目の樹状細胞ワクチンの注射に行く。免疫の状態はよく、息苦しいのは、脈拍が速いからだという。紅豆杉も飲むようにと言うが、抗がん剤のタキソールと一緒には使えない、というのでやめる。帰り大島で鯛めしや炭火で焼く海老、つぼ、貝、魚等美味しくて、このところ食欲が無いのに、いっぱい食べれた。

9月22日
 血液検査、白血球は、3200、抗がん剤、パクリタキセルを点滴で入れる。画像を見ると、肺のかげも消えてはないが、ボケて小さくなっているし、水も右下に、少し溜まっているが抜くほどではないという。これだけ良くなっているのに息苦しくて歩けないと言うのは納得いかない。ピシバニールを入れてもうすぐ1ヶ月が来るというのに息苦しさはとれない。咳と痰がまた出始めて、痰きりの薬をもらう。

9月24日
 外泊、少し歩くと息切れがひどい。お墓参りも、子供たちに行ってもらう。

9月26日
 昼前病院に、娘と孫が来て気分転換に外出して、ランチを食べに行く。

9月27日
 朝から調子が悪い、夜、長男が帰った後、息が出来なくなり、ナースコールで、看護師さんをよぶ。痰を出そうとするがなかなかでなくて苦しい、酸素の管を鼻に付ける。吸入器を持ってきてする。何とか落ち着いてウトウトするが眠れない、4時からおきて テレビを見る。

9月29日
 朝、採血、上を向いて寝れないので、座って採血する。車椅子で、レントゲンも撮りに行く。14時過ぎから、やっぱり水が溜まっているから、今から水を抜くと、エコーや、処置の用意をする。背中の右側から針を入れて900cc抜く。吸い込めなかった息が吸えるようになり、下腹が少しスッキリする。上を向いて寝れなかったのが、上向きで、寝られるようになる。

9月30日
 昨日、水を抜いたので、眠れるかと思ったが1時間毎に咳が出て目が覚め、時間を見るたびにうんざりする。ふくらはぎがむくみ、パンパンなので利尿剤を飲む。その後何回もトイレにいくが、疲れてベットにごろんと横になる。肌着も大きいものにして、パンツやズボンのゴムもゆるゆるに入れ替える。
  

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