2011年3月
2011年3月
3月19日
朝 家のお墓掃除に行く。10時から実家の父のお涅槃でお寺へ行き、みんなで昼食を食べる。その後友達にもらったあじさいの苗を畑に植える。夕食後こたつで横になり10時頃トイレに行こうと立ち上がったとたん気分が悪くなり倒れ、声をかけても反応がなく、救急車で病院に運ばれ入院する。
3月22日
点滴をしているが、ムカムカ、息苦しさが続く、血圧が60位まで下がると冷や汗が出てすごく気分が悪くどうしようもない。CT、超音波、心電図をとる。胸水の検査をする。
先生が言うには、心臓のまわりに多量の水が溜まっているために苦しくなるそうだ。
3月24日
昼から心臓のまわりに溜まっている水を抜く。局部麻酔の用意をしていると、また気分が悪くなり、血圧の点滴のレベルを上げると落ち着いてきて、先生が心臓とそのまわりの膜との間に針をさして心嚢水を抜く。ドロドロの血のような液だ。3000ccの水が抜けて胸が楽になりムカムカも消える。
3月26日
心臓の管、点滴、尿の管、酸素など付いているのでベットから動けない。
3月29日
点滴がなくなり心嚢水と尿の管だけになるが、ずっと寝ているので体は筋肉痛。でもずいぶん楽になったので、すぐ退院出来ると思っていた。4時から先生の話があると言うので夫と子供達がみんな病院へ来る。
心臓の大きさが明らかに違う、水をぬく前と後、の写真を見ながら先生が、本当のことを、言ってもいいか?と言うので、お願いしますと言うと、「肺がん」だと言う。えっ、なんで、どうして!
3月30日
ずっと管を入れて抜いていた心嚢水がだいたいとれたので、レントゲンの後、管から抗がん剤をいれる。副作用止めの点滴もする。