肺がん4期の告知を受けて、抗がん剤、樹状細胞ワクチン、放射線、ガンマナイフなどの治療で2年経過。

2013年6月

2013年6月

6月1日
 タルセバ(313)、体調は一日のうちでも良かったり悪かったりと波がある。元気な時は夜中にトイレに行くことはあまり無かったが、最近は体のムズムズ感、背中の痛みと気分悪さが出て1~2回起きてしまう。薬を飲んでも痛みが取れにくく、完全には取れない。じっとしているよりも動いたほうが気がまぎれるので、庭へ出てつつじの剪定をしたり草引きをする。夕方お魚を買ってきて鯛めしを炊く。

6月2日
 タルセバ(314)、久しぶりの雨。背中の痛み強くなってきたように思う。今までなっかったピリピリとした痛みが出てくる。車に乗っていて体がねじれたり振動すると痛い、それに気分悪いが加わって食欲もあまりない。タルセバの副作用も強くなって、頭皮湿疹、鼻、眉の所、身体中に赤い湿疹がいっぱい出る。髪の毛がかたまりで抜ける。

6月5日
 タルセバ(317)、朝5時半、長男と涼しいうちに畑へびわを取りに行く。今年はどの木もどっさり実をつけている。昼は娘と孫と一緒に中華ランチを食べに行く。取ってきたびわはいろんな所へ持って行って食べてもらう、お隣りへも持っていくと、今年取れたてのはちみつを一本持ってきてくれる。

6月7日
 タルセバ(319)、体調は最悪、背中、胸、体全体の痛みに気分悪さが加わり、5時に起きてラジオを聴きながら何回も深呼吸をするがいっこうに良くならず副作用の下痢になる。頭皮湿疹も頭全体から首の方まで広がり赤いニキビのような湿疹が胸、背中、お腹全体にできて先がかさぶたになっていく。薬を飲んで痛みがおさまるのを待つ。座ってテレビ体操をする。昼食事と買い物に出かける。薬を飲んだ後もピリピリする背中の痛みは止まらない。

6月10日
  タルセバ(322)、外来、レントゲン、尿、血液検査、肺の影はほとんどないが胸に3ヶ所リンパの腫れがある、血液検査の中で気になるのはLDHの値が少しずつ上がって400になる、ガンでLHDの値が高くなっている場合、治療でガンが小さくなるとLHDの値は下がる、同じガンが再発するとLDHは上がってくる。LDHは腫瘍マーカーとして使える。ピリピリする骨の痛みがあり痛み止めでとりきれない、今度は貼り薬の痛み止めを使って見ることにする。ランマークの注射をする。診察が早く終わったので来週行く予定だった福山の病院へ行くことにする。友達も一緒に行くことになり息子の車で来島海峡を渡り大島のお寿司屋さんで昼食をとり早めに着いたので近くのバラ公園を見て病院へ行く。血液検査の結果、最近の状態の説明をすると、新しいガン細胞が出来ている可能性もあるので血液を東京へ送って検査してもらうことにする。20日に結果がわかるという。新しいガン細胞が見つかると前回と同じ樹状細胞ワクチン治療をすることになる。今は乾布摩擦など、免疫を上げることが一番大切だというのでずっと飲んでいるフコイダンに加えて免疫を上げるキノコの成分のベータグルカンを買って帰る。夜、痛み止めの貼り薬フェントステープを胸に貼って寝る。

6月11日
  タルセバ(323)、4時に目が覚めて腰を触ってみると痛みが消えたように思う、トイレに行こうと起き上がると気分が悪くなり、吐き気、冷や汗が出て少し吐いたが気分が悪くどうにもならず、貼り薬をはぐ、その後も気分が悪く頭も痛くなり一日中横になる。

6月12日
  タルセバ(324)、外来へ、貼り薬が合わないことを言うと、痛み止めの薬はどれも吐き気を伴うようで人により2~3日から2~3週間して、慣れてくると吐き気は無くなるという、それを乗り越えないとだめらしい。先生が1週間くらい入院して様子を見ると言う意味が分かる。痛みと気分悪さはあるが、もう少し様子を見て我慢できないようだと病院へ行くことにして、7月10日頭のMRIを撮る予約をして帰る。

6月13日
  タルセバ(325)、5時に起きて庭の水やりをする。友達が来て一緒に畑へビワを取りに行く。今年は梅も大きな実がなっていて取って帰る。家に帰ると生まれたてのすずめの子が巣から落ちている、子すずめを育てたことのある娘に電話をすると孫と一緒にすぐ来て餌をやり連れて帰る。体の痛みはとれずしんどい。

6月15日
  タルセバ(327)、朝5時半畑へびわを取りに行く、甘いビワがたくさんなっているので雨が降る前にとってみんなにあげる。孫が来て一緒に畑で採ってきた3キロの梅を洗って水切りをし、へたを取って塩とはちみつを入れて漬け込む。昼から孫にローマ字を教える、パソコンの打ち込みが出来るので喜んで覚える。体は痛みよりも気分が悪くしんどい。

6月17日
  タルセバ(329)、喉がイガイガして夜中に咳き込む、体がだるくて外へ出かける気にならない。昨日も父の日なので食事に出かけて父の日セットを半分くらい食べて帰る。

6月19日
  タルセバ(331)、夜中の咳がひどくなり、トイレへ行く回数が増える今日は痛みよりもしんどくて気分が悪い。昼から久しぶりにひうちの湯へ行く、まず湯につかって手足のマッサージをして体を洗うその後外の露天風呂で涼しい風にあたりながらぬるめの源泉に10分入って出る。気持ちいいが疲れるので今までより来る回数が少なくなる。

6月20日
  タルセバ(332)、咳と痰が続く、背中の痛みはそれほどでもないが体がだらしく、しんどい、少し動くと疲れる福山の病院で調べてもらっていた血液検査の結果がわかる。違ったガン細胞が出来ているかどうか調べてもらったが、新しいガン細胞はなく今までと同じものであるということがわかりちょっとほっとする。免疫を上げることが大切なので免疫アップにいい食物、食事などもう一度見直す、ガン細胞は新しい血管を作って栄養分をたくさん取り入れ血管内皮細胞増殖因子をどんどん増やして転移する、ガンの栄養分になる甘いもの、炭水化物を控えるようにというので、おもち、あんぱん、クッキー、菓子類をなるべく食べないようにする。

6月21日
  タルセバ(333)、咳が止まらないので外来で薬を出してもらう。体がだらしく食欲もない、下痢が続く、頭も痛く何もする気にならず横になる。

6月24日
  タルセバ(336)、朝、体調が良さそうなので娘とランチにパスタを食べて、周ちゃんへ行って大阪の従妹二人にメロンを送る。野菜いろいろとスイカを買って帰る。庭はひまわりのようなルドベキアの花でいっぱいになる。

6月26日
  タルセバ(338)、咳と痰、体のだるさと気分悪さが続く。この間漬けた梅の梅酢がきれいに上がっているので紫蘇を買ってきてもらって漬け込む、紫蘇の葉を一束洗うごとにしんどくて横になりながら、2回塩もみをして漬ける。昼からは疲れて頭が痛く寝る。

6月29日
  タルセバ(341)、友達がご主人と一緒にびわを取りにくる。手作り味噌とアスパラ、茄子を持ってきてくれる。友達は行ったことがないというお店へみんなでぶっかけうどんを食べに行く。きょうのご自由におとりくださいはきゅうりの辛子漬けと昆布の角煮だった。炊き込みご飯も、もらって食べ始めるとやっぱり半分しか食べれない。帰り畑によってスモモも取って持って帰る。昼間は痛みも忘れて良かったのに夜は胸がムカムカする。

6月30日
  タルセバ(342)、朝起きたときは体調はいいようだと思ったのに体がだらしく、動く気がしない。昼出かけたがしんどくて昼ご飯を食べてすぐ帰ってくる。背中も痛く気分が悪く昼からは横になって寝る。ここ1ヶ月は痛みよりも体がだるくて、しんどい、気分が悪い日が続いた。咳はほとんど無くなったが、痰がからむ。下痢が続く。

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