肺がん4期の告知を受けて、抗がん剤、樹状細胞ワクチン、放射線、ガンマナイフなどの治療で2年経過。

2011年4月

2011年4月

4月1日 
 レントゲン、超音波で心臓の様子をみたあと心嚢水の管をぬく。長男と次男が岡山の病院へインターネットで調べた免疫治療の話を聞きに行く。活性リンパ球療法よりもう一歩進んだ免疫細胞療法の最新型、樹状細胞ワクチン療法がいいということを聞いてくる。

4月2日
 10日ぶりに歩いてトイレに行き、シャワーもする。下腹が気持ち悪く、湯たんぽで温める。
 咳が出ると左胸にひびいて痛い。

4月4日
 3時からMRIの検査、途中から造影剤を入れる。注射がなかなか入らず3回やり直しする。

4月6日
 検尿、採血、レントゲン、CT、心電図の検査があり、17時から検査結果とこれからの話があった。レントゲンやCT.を見ながら先生の話を聞く。肺がんの種類は腺癌で、病期は進展度がT4.リンパへの転移N3.脳への転移M1a.で4期、肺がんのステージ4である。手術はできないので化学療法と脳は様子をみながらガンマナイフで治療することになる。
長男が持ってきた本を見て肉、魚などを食べず縄文菜食でいこうと娘に玄米ご飯を炊いてきてもらう。ところが先生やまわりの人たちが、おいしいもの、食べたいものを良く噛んで食べ、運動をして、夜はぐっすり寝るというリズムのある生活の方が大切だと言うので、長続きする、楽しみのある生活で、気持ちを入れ替えて頑張ることにする。

4月8日
 2泊3日の外泊の許可が出て帰る。

4月11日
 今日から抗がん剤の投与。10時から副作用止めの点滴を1時間その後、パクリタキセル、カルボプラチンを1時間ずつ入れる。

4月17日
 昨日から外泊で今日は体の調子も良いので、肱川の地鶏焼きを食べに行く。城川や内子のからりへ寄って6時に病院へ帰る。

4月19日
 10時から抗がん剤、パクリタキセルをいれる。 首にある3つのしこりが少し小さくなったように思う。

4月21日
 今日から「フコイダン」を飲み始める。子供達が、肺がんの治療になにが良いか、本やインターネットでいろいろ調べて、フコイダンがいいと取り寄せる。フコイダンには、抗がん剤との併用で免疫を強くし、がん細胞に新生血管を作らせず、さらに自殺に追い込むという効果がある。  1日200cc、朝晩100ccずつ飲む。海藻のもずくから採ったエキスでくさくて、苦味もありおいしくないが薬だと思って飲む。 (1本1800cc 47000円)

4月23日
 口内炎ができる.フコイダンを飲んで,爪もみ、マッサージ、易筋功、体操をする。外泊で家へ帰る。

4月24日
 今治の大島へいく。亀老山から来島大橋を見て、船宿でおいしい魚料理を食べて、6時に病院へ帰る。

4月25日
 朝から髪の毛がどんどん抜けていく。次男と嫁さんが、部屋でかぶれる帽子を2つ持ってきてくれる。 
 レントゲン、血液、尿検査の後、先生は、抗がん剤が効いて肺の影、リンパのしこりは小さくなっているが、明日予定の抗がん剤投与は、白血球が減少しているので、1週間のばして様子をみると言う。

4月27日
 髪の毛がバサバサぬける。 娘がカツラの見本を持ってくる。

4月28日
 朝、採血があり、白血球、2100が、2700に少し増えている。体を温めると効果があるというので湯たんぽを使うが35度だいの体温はなかなか36度だいにはならない。

4月30日
 外泊で帰る。 ゴールデンウィーク。

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